最近、AIの目覚ましい発達を受けて、AIに仕事を奪われる、人間の仕事が無くなるという話がよくされています。
この手の話は、あまり良くない文脈で、ともすれば不安を煽りたてるような形で語られることがほとんどです。
しかし、過去の歴史を見ても、技術の発達によって間違いなく人間は豊かになっています。
今回は、AIの発達を前向きに捉えて、明るく生きていこうというお話です。
・技術の発達は人間を労働から解放する
・人間は仕事が無くなると遊びに走る
・これまでも遊びを仕事に昇華してきた
人間の歴史は労働からの解放
AIの発達は、これからまさに起きようとしている事象なので特別視されていますが、実は人間の歴史を振り返ると、同じような出来事を何度も繰り返しながら、今の豊かな生活に到達しています。
その昔、まだ文明がない時代には、人間は狩りをしながら生活していました。
そこから農業が生まれ、命を危険に晒さなくても食べていけるようになります。
もう少し最近の話だと、ヨーロッパで資本家が誕生し、工場を運営するようになりました。
少ない労働力で多くのアウトプットを出せるようになり、職を失った人も多いはずです。
しかし、機械が仕事をしてくれるようになると、人間は遊びに熱中するようになります。
生きることに精一杯な時代には有り得ない、絵画や音楽という遊びに熱中し、やがてルネサンスという一大文化になるわけです。
遊びがどんどん仕事になる
生きるために必要な仕事が機械に置き換えられると、人間は時間的にも精神的にも余裕ができ、娯楽に本気を出すんですね。
インターネットが発達してからは特に顕著で、YouTuberなんかも職業として定着しましたよね。
これからはAIが台頭してくるということで、人間はまた労働から解放されます。
つまり、これからは遊びがどんどん仕事になっていくわけです。
プロゲーマーが日本でも誕生したように、もっと大規模に、様々なジャンルで新しい仕事が誕生します。
仕事は機械やAIに任せて、人間は遊んでいればいいのです。
これってとても良い時代ですよね。
AIの発達はマイナスに捉われがちですが、前向きに考えて、思い切りこれからを楽しみましょう!