今回は、時間に追われる人生から卒業しようという話です。時間に追われる人生から卒業するには、サラリーマン的な時給労働から卒業する必要があります。
サラリーマンは時給労働
サラリーマンというのは、どこまでいっても時給労働の働き方です。
基本給とか能力給とか、給料にはそれっぽい名称が付いているので、時給労働だというイメージはあまりないかもしれません。
しかし、結局、自分の差し出した時間に応じて給料を貰っている形態なので、本質的には時給労働なんですね。
給料の仕組みを見てみても、昇給や役職手当も多少はありますが、基本的にお金をたくさん貰おうと思ったら、たくさん時間を差し出す必要があります。
これだと、ずっと働き続けないとお金が稼げないので、時間にゆとりのある人生は永遠に訪れません。
日本は超高齢化社会なので、定年して年金でゆっくり暮らすモデルも、今の若い世代には不可能です。
生涯支出を60歳とか65歳までに稼ぎ出すのは、もう無理ゲーなんです。
労働力をストックしよう
時間のない人生から卒業するためには、自分の労働力をずっと残る形でストックしていく考え方が必要です。
サラリーマンの労働では、自分の仕事の成果は会社のものになります。頑張って時間をかけて上げた成果は、あなたに還元されることなく会社に没収されるわけです。
だから、いつまでも自分の時間を差し出し続けないといけない構造になります。
逆に、労働力をストックするとは、自分の労働時間を消えない資産に変換する作業です。
例えば、ブログなんかは分かりやすい例ですよね。時間を掛けて書いた記事は、ずっと残って読まれ続けます。
どんどん記事を増やしていけば、ブログにどんどんストックされて、いずれは何もしなくてもまとまったアクセスを得られるようになります。
そうすれば、ほとんど働かなくても、ブログのメンテナンスをしているだけで広告収入を得たりできるわけです。
YouTubeなどでも、ブログ記事が動画に置き換わるだけで、同じモデルを作ることができます。
同様に、古民家を安く買い取って自分でリフォームし、他の人に貸し出すという不動産投資の手法が流行っていますが、これも労働力をストックする形です。
最初にリフォームと営業を頑張らないといけませんが、その後は何もしなくても家賃収入を継続的に得られます。
自分の商品を市場に出す
つまるところ、サラリーマン的な時給労働を辞めて時間に追われる生活を卒業するには、自分の商品を作ってストックし、それを市場に出していけばいいのです。
サラリーマンと違って会社という器がないので、ビジネスとして収入化できるようになるまでは、かなり労力は掛かります。
しかし、それさえ乗り越えてしまえば、時間に追われる人生から卒業して、好きなように生きていくことができるのです。
ぜひ、コツコツと労働力を資産に置き換えながら、時間に追われない人生を目指しましょう!