今回も転職についての記事です。
転職活動は、新卒の就職活動と
違い、働きながらやらないと
いけない場合が多いです。
働きながらなので、当然
平日の夜や土日メインで
準備をすることになります。
現職の会社が、よほど恵まれた
労働環境でもない限りは
(そんな人は転職しないと思いますが)
転職活動にフルコミットすることは
不可能だと考えるべきです。
普通に仕事をこなしながら
転職活動をするのは
とにかく忙しいんです!
なので、転職活動の
プロセスの中で、どこに
パワーと時間を割くか
戦略を立てておくことが重要です。
転職活動のプロセス
転職活動のプロセスは
大きくわけて次の3つです。
①自己分析、求人調査
②職務経歴書作成、求人応募
③面接、年収交渉など
順に説明していきます。
①自己分析、求人調査
転職活動でも、自己分析と
求人の調査は必要です。
ただ、自己分析とはいっても
いわゆる性格診断的なものでは
なくて、自分の職歴の分析です。
これまでどういう会社で
どんな仕事をしていたか。
そのスキルはどんな職種で
役立てることができるか。
そういったことを整理します。
求人の調査は、自己分析結果を
もとに、自分が応募できそうな
求人を探すことです。
転職の場合は、新卒みたいに
どこにでも応募できるという
わけではありません。
応募条件を満たしていないと
そもそも勝負にならないからです。
ただ、自己分析、求人調査には
パワーも時間も掛けるべきではありません。
というのも、このへんの作業は
転職エージェントが無料で
やってくれます。任せればOKです。
転職活動はとにかく忙しいし
消耗するので、なるべく
外注できる作業は外注しましょう。
転職エージェントの利用は
無料ですし、多くの場合
土日も対応してくれます。
ちなみにオススメはこのあたりです。
求人の絶対数も多いし
優秀なエージェントが多いです。
面談を申し込んだら
簡単な質問が送られてきます。
その質問に返信して
面談に臨めば、エージェントのほうで
求人を見繕ってくれます。
もちろん希望も出せますよ。
②職務経歴書作成、求人応募
自己分析して求人を調査したら
今度は職務経歴書を作って
求人に応募していきます。
ここが、転職活動で最も
パワーと時間を掛けるべき
工程になってきます。
まず、職務経歴書を作りますが
テンプレートは転職エージェント
から貰うことができますし
添削もしてくれるので
どんなことを書けばいいかは
すぐに理解することができます。
ただ、これまでに自分の人生や
仕事上の成果などは、当然
自分でないとわからないので
少し時間を使ってじっくり考えましょう。
転職では、面接まで行ける確率が
低いので、職務経歴書は
かなり重要な項目になります。
また、求人への応募についても
やはりパワーと時間が掛かります。
応募自体は、職務経歴書を
一度作ってしまえば
ほぼ使い回しでいけるので
応募したいという事を
エージェントに伝えるだけです。
ただ、エージェントから
紹介された求人の中から
実際どの企業に応募するかは
それなりに吟味する必要があります。
というのも、求人票に載っている
情報や、ホームページの情報などから
その企業について調べて
本当に入社したいかどうかを
精査しないといけません。
これを忙しいからと適当に
やってしまうと、せっかく意を決して
転職しても、後で後悔することに
なりかねません。
エージェントは転職させたいので
とにかくどんどん応募しろと
言ってきますが、行きたくない企業と
面接をするほど転職者側も
ヒマではないので、時間が掛かっても
ちゃんと企業を選ぶことを
強くオススメしておきます。
③面接、年収交渉等
さて、実際に求人へ応募して
書類選考に通ったら、いよいよ
面接試験に入ります。
ここで地味にストレスになるのが
面接の日程調整です。
現職で営業をやっていたり
転職試験を受ける会社が
近場の場合はまだいいですが
現職が忙しくて休みも取れず
更に遠方となるとけっこう
日程を合わせるのが難しいです。
なので、ここもエージェントに
丸投げしちゃいます。
応募先の人事担当者と
直接やりとりしなくて
済むのは、大きな負担減です。
そして、面接本番ですが
あまり事前準備は必要ありません。
というのも、新卒の就活と違って
転職の場合は、前職の仕事内容に
ついて話すことになるので
具体的な仕事の話になりやすいです。
つまり、どんな質問が来るか
話の流れによって変わるので
想定しにくいんですね。
なので、自己紹介とか職歴とか
必ず聞かれる質問だけ答えを
用意しておいて、後はその場で
答えるようにすればOKです。
基本的に自分のこれまでの
仕事の話をするので、自分の
独壇場ですからねw
よって、意外にも面接には
それほど時間を掛けなくて
大丈夫というのが結論です。
最後に、年収や入社時期の交渉です。
これこそエージェントの腕の
見せ所であり、頑張ってもらう部分です。
面接で確約してしまっていたら
別ですが、そうでなければ
内定を貰った後でも
エージェントを通じて交渉できます。
エージェントとしても
実は年収を高くすることができれば
自分たちの収入が増えるという
インセンティブがあるんですね。
求人を出している企業から
エージェントへの支払いは
入社した人の年収の何割、という
感じで決まっているからです。
なので、このへんは
エージェントをフル活用しましょう。
うまく自分の負担を減らしていく
働きながら転職活動を
するのは、忙しいし
精神的にもかなり疲れます。
しかし、これまでに書いたように
転職エージェントをうまく使えば
かなり負担を軽減することができます。
全部自分でやろうとすると
無理が来るし、期間が長引くと
現職の仕事に引きずられて
転職活動自体がどうでもよく
なってしまったりもします。
そうならないためにも
使えるものは使って
無理のない転職活動をしましょう。