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都バスが4年間で4,000万円掛けて全運転手の脳MRI検査をするらしい

こんにちは!ぴっぴです

今回は、気になるニュースについて。

都バス 全運転手に脳MRI検査

都バスには約2,000人の
バス運転手さんがいるそうなのですが
このたび、運転手さん全員の脳MRI検査を
実施することになりました。

検査費用は1人あたり約20,000円。
2,000人の運転手さんがいるので
検査費用だけで4,000万円程度
かかることになります。

期間も4年間が想定されています。

この検査の目的は
バスの運転手さんが
病気などで運転中に
意識を失い、深刻な事故に
つながるケースが
出ていることから
そういった事故を予防することです。

ちなみに、費用の4,000万円は
都が全額負担します。

この検査って必要?

このニュースをネットで見て
こんな検査ホントに必要なの?って
思ってしまいました。

もちろんバス運行の
安全性を担保する意味では
必要なことだとは思います。

でも、検査に4,000万円と
4年間という期間を使うなら
自動運転へのシフトを急いだほうが
絶対実のある投資になります。

バスやトラックの運転手さんって
圧倒的に人手不足な状態です。

そして、近い将来には
自動運転が実用化されるのが
見えているので、いまから
敢えて二種免許を取得して
運転手になろうという人は
ほとんど出てきません。

業界としては、少ない人材の
取り合いになり、人手不足なので
無理な勤務形態が横行し
結果として運転手さんの
健康管理もできなくなります。

そもそも、脳のMRI検査を
実施した結果が芳しくない場合に
配置転換をした運転手さんの
穴を埋めることも、相当に
苦しいはずです。

根本解決には自動運転

こうなると、やはり自動運転の
実用化が急務だといえます。

安全のためにお金と時間を
ふんだんに使うのもいいですが
それでは根本解決にはなりません。

今回の例でも、あくまで
健康状態を把握するって
だけですからね。

自動運転技術は
想像以上に早いスピードで
進化しています。

政府の支援・後押しがあれば
実用化はぐんと早くなるはずなので
是非とも、自動運転の実用化のほうに
舵を切って欲しいものです。