転職派と独立派
会社を辞める人の選択肢は
大きくわけて、転職するか
独立するかの2択だと思います。
一般的には、独立するというよりも
転職を考える人が多いですよね。
かく言う私も、転職経験があります。
一般的にポピュラーな
転職を選択肢としたとき
どんなリスクが挙げられるでしょうか。
転職のリスク
会社を辞めようとしたときに
多くの人が考える転職は
実はけっこうリスキーです。
転職が選択肢として人気なのは
①今までと同じ感覚で(勤め人として)お金を稼げる
②毎月まとまった金額の収入を得られる
③最初の1ヶ月目から給料を貰える
こういった要因からだと思います。
ただ、転職は実は大きな
リスクをはらんでいます。
会社を辞めたいと思う
きっかけには、どんな
ものがあるでしょうか?
もちろん人により
ケースバイケースでは
ありますが、多いのは
人間関係の問題や
労働環境の問題です。
つまり、会社を辞めて
転職しようとする人は
人間関係の問題か
労働環境の問題を
転職によって解決しようと
していることになります。
しかし、転職によって
これらの問題が本当に
解決できるかどうかは
疑問が残るところです。
人間関係なんて入社してみるまで
わかりませんし、最初は
良かったとしても、例えば
上司が変わっただけで
ダメになってしまうかも
しれません。
自分か上司、同僚に
異動の可能性がある限り
人間関係は不確定なものです。
労働環境にしても、例えば
会社全体的として環境が
良かったとしても、一部の
部署だけ激務で、そこに
配属されてしまう、という
こともよくあります。
転職による増員は
欠員補充の場合が多いので
人が辞めた後の枠に
充てられることが
多々あります。
つまり、人が辞めやすい
労働環境の悪い部署に
充てがわれやすいのです。
もちろん、転職によって
解決される問題も
たくさんあるでしょう。
しかし、もともと転職を
考えなければならないほど
イヤな思いをしている原因が
1つでも残ってしまうと
転職したことを後悔する
ことになりかねません。
転職活動はエネルギーを
使いますし、転職したらしたで
また1から新しい仕事を
覚えなければならないので
けっこう大変なんですね。
そういう大変な思いをした
結果、後から後悔する
可能性があるというのは
かなり大きなリスクと言えます。
なので、例えば上司に
おべっかを使うのが苦手とか
毎日同じ時間に通勤するのが
ストレスになっているような
そもそも会社勤めに
向いていない人は
転職しても同じ悩みを抱える
可能性が極めて高いので
独立を選択肢に入れることを
強くオススメしておきます。