働き方

大企業を目指すことの罠

大企業は危ない

日本で一般的に言われている
人生安泰ルートは
勉強していい大学に入って
大企業に就職することです。

そのためにみんな受験戦争を
頑張るし、就職活動に
精を出しています。

これは、幼いころから
親や学校の先生に
刷り込みをされているからです。

しかし、本当にそれで
人生安泰を得られるでしょうか。

大企業のリスクとは

なぜこんなにみんなが
大企業を盲信しているかというと
勤めていると給料がどんどん
上がっていって、倒産による
食いっぱぐれやリストラも
ないと考えているからです。

しかし、実際には
そんなことはありません。

そういう話が通用したのは
高度経済成長の時代までです。

現在では、年功序列で
給料が上がることもなければ
倒産もリストラもあります。

むしろ、大企業は組織が
大きくて現場まで
目が届きにくいのに
トップダウンの性質は
強いので、不祥事が
発生しやすい構造に
なっています。

不祥事が起きると
企業が大きいぶん
取り上げられやすいので
ダメージも大きくなります。

自動車産業は日本が誇るべき
事業のように言われていますが
その自動車メーカーでさえ
燃費問題など立て続けに
不祥事を起こしています。

また、日本は少子高齢化が
ものすごく進んでいて
大企業にはおじさんが
たくさんいます。

たくさんいるおじさん達の
給料を引き下げることは
できないので、人口構造的に
年功序列はもう成り立ちません。

年金と同じで、若い人は
会社でも年寄りを労働力で
支えなければならないのです。

それでも、年寄りから
感謝されることはなく
叱咤されながら
こき使われる運命なのです。

本当にいい会社とは

こうやって考えていくと
若い人にとっては
平均年齢の若いベンチャーの
ほうが有利なことになります。

また、ベンチャーの場合
会社が伸びていけば
大きなリターンを得られる
こともありますし
自分でコントロールできる
業務の裁量も大きいです。

なので、旧態依然とした
大企業を目指すくらいなら
ベンチャー企業で
思い切り自分のやりたい事を
やったほうが、結果的に
お金もたくさん稼げて
ハッピーになれます。

というわけで、もし
就職活動中の人がいたら
よく考えてみてください。