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大企業に転職して思ったこと

私には、大企業への転職経験があります。

そこで色々思ったことがあるので

紹介していきたいと思います。

 

労働環境は比較的良い

前職と比べて、という前提になりますが

やはり労働環境は良くなりました。

 

元々も東証一部上場の大企業で仕事を

していたのですが、転職した先の会社は

誰でも名前を知っている超大企業です。

 

さすがにコンプライアンスを

守る意識は、かなり強く感じます。

 

そのため、サービス残業等はありませんし

36協定が遵守されています。

 

36協定というのは、労働組合との間で

定めた、残業時間に関する決まり事です。

ざっくり、月に何時間、年に何時間までしか

残業できませんということが規定されています。

 

やはりこのあたりは遵守されていますね。

ただし、これは法律の最低ラインなので

ただ単に守っていない企業が

日本に多すぎるから、そこと比較して

良く見えるというだけの話です。

残業自体は普通にありますしね。。。

 

残業以外の労働環境で言えば

フレックス制やリモートワークは

普通に普及しています。

当たり前みたいな話ですが

まだまだできない企業の方が

大多数な部分でもあります。

給料・福利厚生は良し悪し

給料は、自分の場合は良くなりました。

前職で残業しまくって貰っていた金額を

常識の範囲内の残業だけで貰えています。

 

ただ、給料に関しては

ベンチャー企業のほうが極端に高かったり

色々なケースがあるので、一概には言えません。

少なくともサラリーマンの平均年収は

余裕で上回っていますが。。。

 

福利厚生も手厚くて助かる事も多いですが

種類が多すぎて使われていない制度が

ほとんどではないかと思います。

 

逆に、ユニークな制度を持つ会社は

たくさんあるので、大企業だからと

特筆する程ではないのかなと感じますね。

 

時間浪費は少ない

私は組織が大きくなればなるほど

無駄な会議が多くなる印象だったのですが

意外と会議は多くなく、時間も短く

抑えられていると感じました。

 

仕事中の雑談なんかも

比較的少ないほうではないでしょうか。

 

メリハリのある社員が多い印象です。

 

まぁこれもあくまで前職と比較した話であり

もっと削れるとは思いますけどね。

 

あとは、決済を取るのにわざわざ

色々な人に印鑑を貰う必要があるので

どうしても色々な動きが遅くなります。

飲み会やイベントが多い

勤務中の時間浪費は少なくても

やはり飲み会やスポーツ大会等の

社内イベントは多いですね。

 

ただ、さほど強制参加感はないです。

新入社員は強制参加というか

幹事をやらされているようですが。

かわいそうに。。。

 

組織力が弱い

おそらく、名前が売れた企業は

リクルーティングもしやすく

個々には優秀な人が多いです。

 

しかし、そのせいか、組織として

力が弱い気がしています。

属人的で、失敗しても個人の責任、

社員がお互いにフォローし合う

仕組みがありません。

 

優秀な個人にとっては

良い所にもなり得ますが

組織としては疑問符があります。

 

総じて魅力は低い

色々と書いてきましたが

実際に転職して入社してみると

あまり魅力的な場所ではありませんでした。

 

自分の場合は、会社に属さず生きていくという

その後のステップのための転職であり

副業OKだったりもしたので

これはこれで良かったわけですが。

 

結局、職場の人間関係が面倒だったり

残業がイヤだとか、生産的で魅力のある

仕事がしたい人には、転職よりも

自分で何か収入を立てて生きていくことを

おすすめします。