前回に続いてお金の話です。
お金を有効的に使う方法の1つに
時間を買うという考え方があります。
時間は誰にでも平等に与えられた物で
それ自体を変えることはできません。
ですが、お金を上手に使うことで
まさに時間を買うのと同じ効果を
得ることはできます。
お金で買える時間
例えば、移動なんかはわかりやすいです。
目的地まで歩いていくのと
電車やタクシーで行くのとでは
距離に比例して所要時間が
大きく変わりますね。
この場合、電車やタクシーを使うことで
お金が掛かりますが、これは時間を
買っているとも言えるでしょう。
他にも、家の掃除を雑巾掛けから
掃除機に変えたり、何かを効率化する場合は
時間も短縮できることが多く
お金で時間を買っているわけです。
家事をアウトソースする
もっと直接的には、やらなきゃいけないけど
自分でやらなくてもいい事を、お金を払って
誰かにやってもらうパターンがあります。
実は企業でこういうことをやっている所は
かなり多いです。事務や現場作業のような
専門性の低い仕事を他社に任せて
空いた時間と労力を自社のコア業務に
集中されるスタイルですね。
個人でもこういうことはできて
例えば家事代行があります。
部屋の掃除なんて誰がやっても
結果は変わらないので、お金を払って
人に任せると時間を買うことができます。
また、大雑把に言うと、お弁当を買ったり
外食したりするのも、調理をアウトソースして
時間を買っていると考えられますね。
更に、日本ではあまり浸透してないですが
ベビーシッターに子どもの世話を
任せるのも、時間を買う方法です。
時間は等しく有限
このように、貴重な時間をお金で買う方法は
実は挙げればキリがないほどあります。
家事を誰かに任せるとかいうと
必要のない罪悪感を感じる人が
いるかもしれません。
しかし、自分でやる必要のない事は
どんどん人に任せるべきです。
そして、誰にでも平等に与えられた
1日24時間という時間の密度を
どんどん高めていくのです。
みんなが家事や雑用に費やしている時間を
自分だけは情報収集や仕事に使うことが
できれば、それだけ有利に立てます。