本日、オウム真理教の元代表、麻原彰晃(本名:松本智津夫)に
死刑が執行されました。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/05/asahara-aum_a_23475792/
オウム事件
大きな事件になった地下鉄サリン事件などは
1990年代の話で、死刑が確定したのも2006年なので
若い方はよく知らないかもしれませんね。
簡単に説明すると、一昔前に流行った新興宗教の
トップの人ですが、当時はすごい影響力を持っていて
テロまがいの事など犯罪を多数起こしていたんですね。
各国の死刑制度
さて、今回の例の通り
日本では死刑制度が運用されていますが
実は、先進国と言われる国で死刑制度が残っているのは
日本、アメリカ、中国、シンガポールくらいです。
ちなみに、アメリカは州毎に決まりが違うので
禁止されている州もあります。
死刑を廃止するかしないかという議論をするときには
人権の問題や犯罪抑止力の問題など
様々な角度から意見が飛び交いますが
1番大きな問題は、冤罪の可能性がゼロにならないことでしょう。
技術が発達しても間違えることはあるし
権力は暴走することがあります。
冤罪で間違えて死刑にされてしまう可能性が
ゼロにできない以上、死刑は執行すべきではありません。
そんなに不幸なことはありませんし
そもそも犯罪者を死刑にすることに
社会的メリットはないですからね。
日本でも早く死刑が廃止されればいいのにと思う
今日この頃です。